2013年4月24日水曜日

日本三大奇襲、桶狭間の戦い

日本三大奇襲をご存知でしょうか?

(参考 : 日本三大一覧 (Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%89%E5%A4%A7%E4%B8%80%E8%A6%A7 )

鎌倉時代から戦国時代までの武士が活躍した時代、その合戦の中で、日本三大奇襲と言われているのは、以下の合戦なのだそうです。


・河越城の戦い

・厳島の戦い

・桶狭間の戦い


この中で、もっとも有名な戦いである桶狭間の戦い・・




桶狭間の合戦、桶狭間の戦いとは?


桶狭間の戦い (Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E7%8B%AD%E9%96%93%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

桶狭間古戦場保存会
http://youtu.be/iKl0HGDiQCQ


ネットで検索するといろいろと出てきます。

情報もいっぱいでおもしろいんですが、地元民がこれらを一通り読み終わって、一周したところで、

「もうちょっとこういうところも書きこむといいんだけどな。」

「もうちょっとこういう写真も載せたら、桶狭間の魅力も伝わるんじゃないかな。」

と生意気にも一個人のくせにそのように感じたのが、このブログを始めようと思ったきっかけです。


桶狭間の戦いについては、ものすごい数の書籍も発刊されています。

でも、地元民である名古屋市民からみると、

「なんじゃこりゃ?」

と言わざるを得ない説が書かれた本が数多く目につきます。

中には、

「よくこんな内容で出版することができたものだ。」

とあきれてしまうような内容の本もあります。

文学的な表現で逃げていたり、現地に来ないで本を読んだだけで推理しただけのトンデモ妄想本もあったりします。

しかもそういうのを結構有名な人が書いたりしていて片腹痛いところがあります。

名古屋人として、これらの本を非常に苦々しい思いで眺めていました。

明らかに名古屋に来ていないのに桶狭間の合戦についての本を書いている作家や学者がいたりするのを目にするのは悲しいものです。

しかも、NHKにしょっちゅう出演している教授で、名古屋までわざわざ調査しにきている超有名な学者の本にすら、

「何じゃそりゃ?」

と首をかしげざるをえない箇所があったりしているのを目にしたりします。

「地理感覚や距離感が全くないから、正確な情景が思い浮かばないんだなー。」

と思いながら、苦々しい思いです。

地元民だからこそはっきりとわかる地理感覚。

山の位置、谷の位置、砦や城との正確な距離、川の位置、海の位置、村と村の距離、周辺地域との距離と関係性など、地元民の感覚と、地元じゃない人の感覚は、やはり全然違うなと思います。


しかしまあ、これらの作家さんや学者さんにも、同情する余地はものすごく沢山あります。


①正確な今川義元の本陣の場所は、いまだに正確にわかっていない。

②同じような標高50mクラスの山が数多くあり、同じような深い谷も数多くある。

③同じような山と谷が多いために、数多くの推理が成立してしまう。

④正確に記述された資料が極めて少ない。

⑤非常に劇的で有名な合戦のため江戸時代にベストセラーになったフィクション本(小瀬の信長
記)が広まってしまった不幸があり、江戸時代からおかしな通説がまかり通り、正確な史実や伝承が地元ですら薄められてしまった。


などなど、いまだに議論百出、こういう説を提示すれば、こっちの箇所が辻褄があわない、あっちの説を提示すればこっちの箇所が辻褄があわなくなる、・・・という事を繰り返してきたのが桶狭間合戦の議論です。

そしてそれがまた、桶狭間合戦の最大の魅力でもあります。

そんな桶狭間の戦いについて、いかにも地元民っぽく写真を多めにしたブログを作ったら、そんなに簡単に名古屋まで来ることができない遠方の歴史ファンの、桶狭間の戦いに興味がある方に楽しんでいただけるんじゃないかなと思いました。

なるべく写真多めのブログにしたいと思います。

動画もアップロードするといいんじゃないかなと考えています。

まだYouTubeに動画をアップロードしたことはないのですが、このブログをきっかけに挑戦してみたいと思います。

だからGoogle系のブログを使った方がいいのかなと思ってここに開設してみた次第です。(あんまり変わりはないか・・?(^^;) )

桶狭間の合戦にあまり興味のない人にも、興味をもってもらえたら嬉しいな、というブログにしていきたいと思います。

桶狭間の戦いをあまり知らないという方がおられましたら、とりあえず、

”織田信長の日本三大奇襲合戦の一つだ!”

だけでも覚えてもらえるとうれしいです(笑)




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